性能重視の住宅

地球温暖化・酷暑対策だけでなく冬の断熱材による室内の暖気漏れ・光熱費・窓の性能の重要性 これらの断熱性能に特化した住宅が主流になり、国も長期優良住宅やZEH住宅などを推奨しており、住宅ロー減税・不動産取得税・登録免許税・固定資産税の軽減が受けれます。構造面では、地震国日本:耐震等級:3階級取得の判断基準も注文建築の際、検討事項です

  1. 土地購入・フリー設計建築型:の場合はご予算に応じてオプション自由になります。
  2. この場合の、予算配分・所得と自己資金に応じた返済比率と借入金可能金額の把握
  3. オプションの優先順位
  4. 優先順位の中でも1番は、①「断熱材」②「外周壁の遮熱・断熱」③「サッシ性能:ガラストリプルガラス:LOW-Eアルゴンガス入り」④「気密測定」を優先してください。

解説

①断熱材+べーパーバリア
断熱材は、大きく分けて3種類(グラスウール系・現場発泡ウレタン・ セルロースファイバー)に分類されます。
グラスウール系でも断熱効果はあります。工法により壁厚が異なりますので壁厚と同等の厚みを選択ください。なお、壁体内結露防止と気密性確保のため、0.2㎜の壁・天井にべーパーバリア(防湿フィルム)を断熱材施工後、壁間柱間・2×4ならスタッド間全部・1階吊天井には天井根太ボード張り前、1階居室天井全体に充填し、タッカー止します。その後PB施工になります。
②外周壁・屋根(外皮遮熱・断熱)
外周壁には、透湿防水シ―ト施工します。できればシートに重ねて遮熱シート施工することで、壁体内の通気内の熱を遮熱し自然滞留熱による基礎から軒天へ放出します。※透湿防水シ―トと遮熱シートは役割が異なります。
③サッシ性能 トリプルガラス LOW-Eアルゴン
サッシは防火指定により、対応サッシが異なります。防火無指定の場合、樹脂サッシ+ぺガラス・トリプルガラス選択可能です。
防火対応のアルミサッシ+トリプルガラスもあります。サッシはガラスが高いので、大きいサッシほど高額になります。
なお、地震時のガラス飛散防止や防犯上、屋外からガラス割って侵入を防ぎますので室内からの3M防犯フィルムの施工をお勧めします。
④気密機械測定
住んでみると「熱い家・寒い家」せっかく家を建ててから気づかされること回避するため、上棟後(サッシ・断熱材・外壁合板・透湿防水シート施工後)に家の中の隙間を計測します。
この隙間を施工で極力数値を小さくすれば、寒い家・熱い家から解放されます。スカスカの家は強風時、家の床がザラザラ状態になります
現場発泡ウレタン断熱・壁・屋根勾配
※隙間・結露防止・防音に効果あります。
現場発泡ウレタン断熱・壁・屋根勾配
現場発泡ウレタン断熱+防湿シートB・B
現場発泡ウレタン断熱+防湿シートB・B
グラスウール100㎜ 16K:壁・天井
グラスウール100㎜ 16K:壁・天井
グラスウール100㎜16K防湿シートB・B
グラスウール100㎜16K防湿シートB・B
セルロースファイバー現場充填
※防火認定
セルロースファイバー現場充填
サッシ周り内外の隙間のバックアップ・ウレタン若しくはコーキング充填後に防水テープ施工
サッシ周り内外の隙間のバックアップ・ウレタン若しくはコーキング充填後に防水テープ施工
遮熱シート
遮熱シート
気密測定:家の隙間面積のチェック
気密測定:家の隙間面積のチェック

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